『こころを彫る授業』/安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄
安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄では、毎月第1土曜・日曜に『こころを彫る授業』が開催されています。
ここで彫るのは、彫刻家・安田侃氏の作品と同じイタリア・カッラーラ産の白大理石。世界で最も美しいとも言われるカッラーラ産の大理石は古くはミケランジェロのダヴィデ像にも使われており、時代を超えて彫刻家たちに愛されています。
石を選び、のみや金づちといった道具の使い方を教えてもらったら、早速、石と向き合う時間が始まります。出来上がる形に、"正解"も"不正解"もありません。"完成"を決めるのも自分自身。早めに出来上がる方、何年も同じ石を彫り続ける方、完成して次の石に向き合う方、それぞれ自分のペースで取組みます。無心に石を彫ることで、目に見えない自身の「こころ」を形にしていきます。
授業は、アルテピアッツァ美唄内の体験工房ストゥディオアルテで行われます。イタリアの彫刻家が使う台を参考に美唄の職人が作った木製の作業台に石を置いたら、そこがその日の自分の居場所。石を彫ったり、見つめたり、目をとじて触れたりと、思い思いに過ごします。気分を変えたくなったら、隣接しているカフェでハンドドリップのコーヒーや自家製ケーキが楽しめます。一歩外に出たら、四季折々に美しいアルテピアッツァの景色も広がります。自由度が高いことも、この授業の魅力の一つです。
小学4年生以上の方は、どなたでもご参加いただけます。なお、毎月の授業とは別に、年に一度、小学生のための『こころを彫る授業』が開催されます。また、不定期で、彫刻家・安田侃氏が講師となる特別な『こころを彫る授業』も開催されます。
詳細・お申込み方法は、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄ウェブサイトにてご確認ください。